最近ではSNSが普及したことで料理などを写真撮影しアップする人が増えていますよね。しかし、なかなか美味しそうな写真を撮ることが出来ずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで、食べ物を美味しそうに撮影するコツについて紹介していきますので参考にしてみてください。
食べ物の写真はSNSで人気
食べ物の写真はTwitterやInstagramなどで非常に人気が高く、いい写真が撮影できると多数の「いいね」などがつくこともあります。しかし、料理の撮影はコツを知らないとなかなかうまく撮影することが出来ません。さらに、普通の人物を撮影する時とはまた違うコツがあったりもするので、注意しましょう。撮影に使用する機材は基本的にはデジタル一眼レフカメラが理想となりますが、iPhoneなどのスマートフォンでも応用できる部分はあります。
全部を見せない
1つ目のコツは料理の全部を画角に入れないということです。料理の中でも自分がどこの部分を一番撮影したいのかをよく考えて、そこに寄って撮影するのです。お皿などが少々切れてしまっても気にしない方が美味しそうに見えます。
フラッシュは使わない
オート設定などだと自動でフラッシュが使われてしまうことがありますが、フラッシュを使用すると不自然になりやすく美味しそうに見えません。暗い室内などの場合は、ISO感度を上げて撮影するようにし、フラッシュは使用しない方が良いでしょう。また、写真が暗くなってしまう場合には露出補正をプラスにするのも美味しそうに見えるコツです。
記念撮影では厳禁な逆光がオススメ
人物を撮影する時には逆光だと表情が見えにくく避けたほうが良いですが、料理の場合は逆光で撮影するとキレイに撮れます。窓際の席で窓の方に向かって撮影してみると違いが分かりやすいですし、サイド光などもみずみずしさが出て美味しそうに見えます。順光だといかにも素人が撮影したという、逆光時などと比べて立体感のないのっぺりした写真になってしまうのです。
背景はぼかそう
スマートフォンやコンパクトデジタルカメラでは少し難しい方法ですが、一眼レフを使用しているのなら絞って背景をぼかすとオシャレで美味しそうに見えます。テーブルの上がゴチャついている時なども、ぼかすことによってスッキリ目立たなくなります。F値を小さくして撮影すると背景がぼけていきますので、F値の小さいレンズを料理撮影用に用意するというのも一つの手かもしれません。
斜め45度を基本に
料理が美味しく見える角度は斜め上45度位から撮影することです。一般的に大人が料理を見る時の角度がこれくらいの角度で、料理人も基本的にこの角度から見た時に美味しそうに見えるように盛り付けを行っています。あえて真上や横の方から撮影するという方法もありますが、基本的には斜め上45度から撮影してみましょう。
ホワイトバランスも気にしてみよう
カメラには白いものを白く写すためのホワイトバランスという機能が搭載されており、オート設定にしている人がほとんどかもしれません。しかし、料理の撮影は色合いも非常に重要になりますので、どうも肉眼で見るより色が白っぽいと感じる場合にはホワイトバランスを調整してみると良いかもしれません。
最も美味しい時に撮影
料理が美味しそうに見えるかどうかは、撮影する時のタイミングも重要になってきます。料理の写真で美味しそうに見えるのは、熱いものは熱そうに冷たいものは冷たそうに撮影できているかも重要です。湯気が上がっている状態を撮影するなら出来たてを撮影しなければいけませんし、冷たいものなら水滴が器につくなど冷たさを感じられる状態で撮影することも大切です、つまり、料理の撮影は時間をかけるのではなくスピーディーに撮影するということも重要なのです。
ちょっとした心がけで美味しそうな写真が撮れる
今回紹介した美味しそうに撮影するコツはあくまでも基本的なことですが、特別難しいテクニックが入っている訳でもなく知っているかいないかのレベルです。今回紹介したコツをしっかりと押さえれば、美味しそうに撮影する事が出来るので試してみてください。