インスタグラムは写真がメインのコミュニケーションツールで、インスタ映えという言葉は流行語にも選ばれました。特に食べ物は手軽に写真を撮れることから、インスタ上には美味しそうな写真がたくさん並んでいます。そこで「いいね」をもらえるフォトジェニックな食べ物や、美味しそうに撮るポイントなどを紹介します。
フォトジェニックな食べ物とは
まずフォトジェニックとは「写真映えすること」を指します。語源は「写真」のフォト、「~に適した」のジェニックを掛け合わせた言葉です。SNSで写真や動画を共有することが当たり前になっている現代、いいねやコメントを多数もらえる写真をさし、インスタ映えと同じような意味を持ちます。また、日本と海外での使われ方にも違いがあり、日本では主に景色や飲食物に使われるのに対して、海外では筋肉質な体や美しい顔、ハンサムな顔など人物に対して使われることが多いです。
フォトジェニック、つまり写真映えする食べ物とはどういうものなのかというと、海外のようなカラフルな食材や盛り付けに加えて、おしゃれな食器、テーブルクロスやカトラリーといったテーブルウエアまで込みのものが多いです。実際インスタグラムで見てみると、サラダや前菜などにはフルーツや色鮮やかな野菜がふんだんに使われていて、見た目にも美しいです。お肉やお魚などはお皿からはみ出るほどサイズが大きいものなどもフォトジェニックとして人気が高いです。
美味しそうな写真を撮るポイント
美味しそうな写真を撮るポイントとしては、食材の良さや特徴を活かすように撮ること、彩りに気を付けること、明るいところで撮ることです。
食材の特徴は、例えばチーズなら伸びているところだったり、焦げ目がついているところ、ハンバーグやお肉なら肉汁や脂が溢れているところなど、美味しそうなポイントをおさえて写真を撮ることです。見るだけなのに匂いが漂ってきそうな写真は美味しそうに見えますよ。また、パンケーキやパフェなどのスイーツはバターやソースをかける様子や垂れている感じも美味しそうに見えるのでおすすめです。
彩りは飲食物に限らずインスタ映えする写真を撮る際に重要なポイントでもあります。インスタは写真がメインのツールなので、いいねやコメントをたくさんもらうにはいかに目立つ写真、目を引く写真を撮るかが大切です。例えば白や茶色など単色の写真よりも、赤、黄、緑など色鮮やかな写真の方が目を引きますよね。飲食物でも同じで、特に品数が少なくても赤、黄、緑、白、黒の5色が使われているとバランスもよく、美味しそうな食事に見えます。食材で色が足りない場合は、食器やランチョンマットで色を足すと良いでしょう。
最後に明るいところで撮ること、出来るだけ自然光のなかで撮るのがおすすめです。飲食店の照明は食事が美味しそうに見えるよう、ややオレンジがかった照明を使用していることがあります。目で見た場合は美味しそうに見えますが、写真に写すと実際よりも暗く写ってしまうことが多いです。自然光のなかで撮ると柔らかく自然な写真が撮れます。撮ったあとに様々なアプリで加工もできますが、食べ物は自然な色合いの方が美味しそうに見えますよ。
フォトジェニックなおすすめグルメ
これらを踏まえ、フォトジェニックなグルメにはハンバーガーやサンドウィッチ、チョップドサラダがおすすめです。もちろん他の飲食物でも写真映えするものはたくさんありますが、初めてトライするならこれらのグルメがおすすめです。
まずハンバーガーで欠かせないのはパティでしょう。テイクアウトも良いですがお皿で提供されるボリュームたっぷりのハンバーガーは、バンズから具材がはみ出るくらいがフォトジェニックです。チーズがとろけていたり、ソースが垂れているのも食欲をそそりますよ。
サンドウィッチは具材によって色合いが変わりますが、彩りに必要な白はパン、黒は食器や包み紙などで対応できます。具材が増えるほどカラフルになりますし、ボリュームも増えるので見ためのインパクトも抜群です。
そしてチョップドサラダは最近専門店が出来るくらい人気です。好きな具材を小さく切って盛り合わせたもので、具材は野菜だけでなくフルーツやナッツ、スモークチキンやシュリンプなど豊富です。小さく切ってあるので普通のサラダよりも食べやすく、見た目もおしゃれなので写真映えします。テイクアウトでも器がおしゃれな場合が多く、外で撮影するのにはおすすめのフォトジェニックグルメです。
フォトジェニックな写真でフォロワーが増える?
インスタで美味しそうな食べ物の写真はたくさんの人の目を引き、この人の写真をもっと見てみたい、とフォロワーを増やすことにも繋がります。個人のアカウント以外にも、飲食店の公式アカウントではフォトジェニックな写真は新規顧客獲得の可能性を秘めています。販促にも食べ物のフォトジェニックな写真はおすすめです。
Stay connected