最近では、美味しさだけではなく見た目の美しさやユニークさにもこだわっているお店が増えてきています。いわゆる「インスタ映え」を意識したカラフルなデザート等がたくさん出ていて、見ているだけでテンションが上がり食べたくなってきます。そんな「インスタ映え」グルメのブームが、なんとラーメンにも来ているのです。今まで見たことのないような、一風変わったメニューを東京で見つけてきましたので、ご紹介します。

まずは世田谷区玉川の「鮎ゴトラーメン」です。こちらのウリは鮎が一匹丸ごと入っているラーメンで、見た目のインパクトが抜群です。ですが、味はあっさり上品でいて、焼いた鮎の香ばしさや旨みが出ているスープは思わず全部飲みほしてしまいます。入っている鮎の大きさはハーフや4分の1なども選ぶことができますが、せっかくなので丸ごと入っているものを選びたいですよね。

次は東京駅構内にある「ソラノイロNIPPON」です。こちらは良い意味でラーメン屋さんらしくないカフェ風のお店となっています。人気メニュー「ベジソバ」は麺とスープが鮮やかなオレンジ色で、食欲をそそります。その名の通り、野菜をふんだんに使っており、麺にはパプリカを練り込んでいます。トッピングは珍しいズッキーニなどで、特に女性に大人気です。野菜の旨みが溶け込んだ、ポタージュスープは甘く優しいお味で、ヘルシーなのにとっても美味しい逸品となっています。

インスタで実際によくアップされている、墨田区「吉法師」の「鶏清湯青」は見た人が必ずびっくりする「スープが青い」ラーメンです。綺麗な海のような青さで、一瞬食べることを躊躇してしまうかもしれませんが見た目とは裏腹にすっきりとした鶏の風味が出ているスープなんです。初めて見る際には脳が混乱しながらも、気が付けば美味しくて完食してしまっているはずです。一緒に連れて行く人を驚かせたいのであればこちらがおすすめで、まさに「インスタ映え」メニューと言えるでしょう。

最後に紹介するのは葛飾区にある「亜呂摩(あろま)」です。こちらでは、なんとスープにアイスコーヒーを使っているんです。それだけではなく、注目して欲しいのがその見た目です。二つに割った煮玉子の上にコーヒー豆をのせて目、なるとを使ってほっぺなど、トッピングでユーモラスな「顔」があらわされているんです。一度見たら忘れられないインパクトで、そのユニークな表情は思わず写真に残したくなります。子供さんも喜びそうです。アイスコーヒーを使っているので、味の方を心配する方も多いと思いますが、「意外にいける!」「美味しい」という声もよく聞きますので、気になる方は勇気を出してぜひ行ってみてほしいです。

今回は特に「映え」そうなメニューを厳選してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。味が美味しいだけでなく、見た目でも楽しめるラーメンを食べて、ぜひSNSにアップしてみてくださいね。